新しくロストワックス鋳造品を採用される場合には、鋳造に適した形状にする事により、より良い品物を安く提供する事ができます。

1. 形状の設計

急な肉厚の変化は避けてください。(曲がり、キレツがでやすい)
均一な肉厚にしてください。(内部欠陥が出やすい)
シャープエッジは避けてください。
局部的な肉厚部は避けてください。
シャープなコーナーは避けてください。

2. 孔の設計

ただし、特別の場合は、更に小さい孔・深い孔・曲がった孔も可能です。

3. 角部のR

4. 最小肉厚

通常は、1.5mm 局部的には、0.8mm まで可能です。

5. 寸法公差

単位:mm

寸法区分
一般公差
限度公差
0~25
±0.25
±0.13
25~50
±0.40
±0.25
50~100
±0.80
±0.50
100以上
±1%
±0.5%

特別の場合は、更に高精度も可能です。
寸法公差は直線度(曲り、そり)、真円度にも適用されます。

6. 角度公差